栽培の流れ

土佐文旦の栽培~出荷まで

3月 土作り

文旦の木が十分な栄養を摂取できるよう、土の状態を整えます。

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3~4月 木の剪定

余分な枝葉を落として、受粉シーズンに備えます。

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5月上旬 受粉作業

花が咲いたら、耳かきの梵天のような道具で花粉をつけていきます。
文旦は、文旦の花粉では実をつけられない為、別の柑橘類の花粉を使って交配します。

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5~6月 消毒・肥料振り

受粉が終わると、農園の消毒や肥料やりなどが始まります。
消毒(防除)作業をすることで、虫や黒点から果実を守ります。

それでも黒点(表面に着く細かい黒い点々)が付くことがありますが、味に影響はありません。

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6~10月 消毒・摘果等の手入れ

実が育ってくると、引き続き定期的に消毒をしながら摘果作業も行います。

摘果作業では、形が悪いもの、傷があるもの、育ちが悪いものを間引くことで、キレイに育っている実を守ります。

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12月下旬~1月上旬 収穫

キレイに大きく育った土佐文旦は、年末から年明けにかけて収穫します。

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1月上旬 野囲い貯蔵

収穫した土佐文旦は、すぐには出荷せず2~3週間追熟させます。
野囲いすることで、果実の糖度が上り、程よい酸味と甘味がまじりあった土佐文旦が出来上がります。

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2~4月 出荷

2月中旬ごろから、食べごろになった土佐文旦が市場に出回ります。